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【一度は考えたい】投資しないことで起こる3つのリスク

こんにちは!都内在住の子持ちサラリーマン、のんびりコアラです。

投資に対しては怖いイメージが先行する一方で、投資しないことに対するリスクを考えていない人も多いかと思います。

この記事では、投資しないリスクについても理解してもらうことを目的としています。

なんか怪しいですよね笑。

でも安心してください!何か商品を売りつけるわけではありませんから。

投資しないリスク

日本人は投資に対して消極的で、元本保証が大好きな国民と言われています。リスクを取りたくない国民性が表れていますね。

ただし、投資をしない=リスクがない、というわけではありません。

投資をしないことで発生するリスクは以下です。

  1. 資産が目減りするリスク(インフレリスク)
  2. 資産を得られないリスク(機会損失)
  3. 老後の精神的リスク(老後問題)

順々に見ていきましょう!

資産が目減りするリスク(インフレリスク)

「投資しない」=「金融資産を全て日本円で銀行に預けている」ということです。

まあこれは当たり前ですね。

銀行の普通口座の利率は0.001%ですが、こちらも実はれっきとした元本保証の投資です。

利率が0.001%だと、例えば大金と思われる1000万円を預けていても年間100円しか入ってこないわけです。たったの100円…!コンビニで満足にお菓子も買えないなんて。。。

一方で、政府および日本銀行が目標している消費者物価指数は年率2%を目指しており、何もしていなくても、年々物の値段が2%上昇することになりますね。

銀行に預けていると0.001%しか増えないのに、モノの値段が2%上がるということは実質資産が目減りしているということになりますね。どういうことよ!

値段は上がっていないものの中身が減っている、なんてニュースが前は話題になりました。

僕のポテチ、減っている。ウッウッウッ。なんて事態にもなるわけです。

万が一銀行が破綻した際には、1000万円+破綻までの利息分までが保護対象のため、1000万円以上一つの銀行に預けることは元本割れのリスクに晒されることになります。

みなさん預金先が破綻するなんてことは想定していないとは思うんですけどね。1000万円を超過し始めたら銀行の預け先を変えるというのもリスク回避になりますね。

資産を得られないリスク(機会損失)

預金をするということは、元本保証の0.001%利息が付く金融資産を買っているのと同等であることは先ほどお伝えしました。

投資をすることで得られる平均リターンはどの程度かご存じですか?長期投資であれば年率4%程度のリターンが得られるといわれているそうです。

元本保証の0.01%利息が付く金融資産と、年平均4%のリターンが得られる金融資産ではどの程度差がつくと思いますか?

例で預金のみと、毎年平均で4%のリターンの20年間の積立を比較してみましょう。ここでは毎月3万円の積み立てとします。

1)預金のみの人

3万円/月×12か月×20年間=720万円

2)年率平均4%のリターンが得られる人(再投資)

3万円/月×12か月×(1.04)^20×20=1577万円

倍近くの差が発生することになりますね。これが機会損失リスクです。
この差を預金のみの人は得られなかったことになる(機会損失)というわけです。

まあ実際には税金が引かれると1000万円程度になるんですが、それでも複利を利用した運用はすごいです。

かの有名なアインシュタインも、複利は人類最大の発明と言っています!

老後の精神的リスク(老後問題)

老後2000万円問題が一時期話題になりましたよね。

2000万円問題がなくとも、老後にはいくら用意すべきか、という議論は尽きません。

老後に後悔することの一つに「資産形成をもっと早くからやっておけばよかった」というアンケート結果が検索するだけでもワンサカ出てきます。

全世界でベストセラーになった「LIFE SHIFT」によると、平均寿命が100歳になるのはそう遠くない未来であることが科学的に説明されています。10年ごとに2~3年平均寿命が伸び続けているそうですね。余談ですが、この本は人生100年時代に対する対応方法が記載されており、非常に興味深い本になっています。Youtubeでも解説している人多数ですので、興味がある方は聞いてみてください。

老後2000万円問題は、平均的な家庭の支出が約26.4万円に対して、年金を含めた実収入が約21万円という試算から来ています。

定年退職後、30年生きる人の割合が増えていることから、

5.4万円×12か月×30年間=1944万円

で約2000万円というわけですね。

-金融審議会
市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」

老後までに無事2000万円を貯めれた人が一安心かというとそうではなく、精神的なリスクもあります。

投資をしていない場合には、収入源はほぼ年金のみですから、少しずつ貯蓄を取り崩す前提ですね

貯金が少しずつ減っていくって怖くないですか?

ゲートボールをやりながら、昼間からバーミヤンで酒盛りしながら、

くそー、長生きしても老後不安ジャー!

なんてことを思っているかもしれませんね。

もし安定的な投資を長期でしていれば、豊かな老後人生になるかと思います。

まとめ

投資をしないリスクについては説明してきた通りですが、投資をするリスクについても十分に理解した上で、僕は投資を勧めます。

以上、参考になれば幸いです。それでは!

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