投資

あなたの投資は投機?投機にならないためのチェック事項4選

こんにちは!都内在住の子持ちサラリーマン、のんびりコアラです。

投資している人の中には、投資と投機を区別せずに資産運用し、大事な自分の資産を減らしている方もいらっしゃるかと思います。

ここでは、投機と投資の違いについて確認した後、投機にならないためのチェック事項4選を説明し、

  • これから投資をする人
  • 投資しているつもりが投機になっている人

の参考になれればと思っています。

あなたの投資、投機になっていませんか?

投資と投機の違いとは?

みなさん、投資と投機の違いが何かを答えることはできますか?

「勝つ投資 負けない投資」の中で「不敗の投資家」として知られる、巨大ファンドを運用している小松原周さんが以下のように答えています。

投機とは「確率」にお金を投じること、投資とは「価値」にお金を投じること

-「勝つ投資 負けない投資」片山晃(著)、小松原周(著)

投資と言われて、どんな姿が思い浮かびますか?

パソコンのモニターを何台も並べて、色んなチャートを見比べている姿でしょうか?

それであれば、見事にメディアの印象操作にかかっていますね笑

投資先の企業や債券、コモディティ(金など)は短期的に価値は変わりません。

これは皆さん自身の価値(評価)がすぐには変わらないことと同じですね。

自分の価値を上げるために勉強していい学校に入ったり、何度も反復練習をして運動能力を高めたりと、数か月から数年にかけて努力しますよね。

短期的な売買は、日々の値上がり値下がりの利ザヤを取ろうとしているだけにすぎません。

価値にお金を投じているのではなく、確率に投じる「投機」になっているというわけですね。

投機とは「確率」にお金を投じること、投資とは「価値」にお金を投じることです。将来的な価値に目を向けて、投資を行いましょう!

良い投資とは退屈なもの

世界三大投資家のジョージ・ソロス氏(1930年生まれ、ハンガリー出身)の有名な言葉に以下があります。

もし投資が面白くて楽しいのならば、おそらくお金を作り出すことはできない。
良い投資というのは、退屈なものなのだよ。

If investing is entertaining, if you’re having fun,
you’re probably not making any money.
Good investing is boring.

-The Winning Investment Habits of Warren Buffett & George Soros (2006) by Mark Tier, p. 217

うーむ、深イイ…

…僕はこの意味を理解するのに数年かかりました。

投資は価値にお金を投じるもので、頻繁に売買するものではない、というのは先ほどお伝えしました。

頻繁に売買しない=一旦買った後は価値が上がるまで放置

というわけですね。

基本買った後は価値が上がるまで放置、ということは、買った後は特に何もすることがないんですよね。価値が下がるようなニュースが飛び込んでこないか、業績が順調に伸びている決算であるかどうか、これくらいですよね。

日々の値動きは刺激的で、資産価格が日々変動することに少し興奮気味になることもあります。自戒の意味を込めて、刺激的なものを追い求めるのではなく、価値が変化(成長)しているかに注目して日々過ごしたいですね。

いい投資とは退屈なもの。価値に目を向けて、徐々に価値が成長しているかに注目しましょう!

投資する際に気を付けること

前置きが少し長くなりましたが、以上を踏まえて僕が思う、投機にならないためのチェック事項4選を説明します。

  1. 頻繁に売買を繰り返していないか
  2. 余剰資金以上の取引をしていないか(信用取引に手を出していないか)
  3. 理解していないものに資金を投入していないか
  4. 一極集中投資していないか(夢を見ていないか)

頻繁に売買を繰り返していないか

頻繁に売買を繰り返しているのであれば、確率に対して資金を投入する「投機」であることは先ほど説明しました。

その他に一つ留意したいのが、頻繁に売買する人は証券会社のいいカモ、ということです。

結構手数料ってバカにならないんですよね。利益を伸ばすためには手数料をいかに支払わないかということが重要です。

安いと言われているネット証券を例にとると、50万円の売買手数料は約200円です。

買って200円、売って200円の往復400円ですね。

頻繁に売買して、例えば1週間に1回売買したとしましょう。

そうすると、50週×400円=20,000円となりますね。

50万円の売買を例に出しましたが、頻繁に投資を繰り返せばそれだけ手数料が多く取られることになりますね。

どうですか?投資する際に資金を増やすには、いかに売買を減らし、手数料を減らすことが必要かというのが理解できるかと思います。

頻繁に売買をすることで手数料もかさみます。
なるべく手数料を払わないように気を付けましょう!

余剰資金以上の取引をしていないか(信用取引をしていないか)

信用取引という取引をご存じでしょうか?日本取引所グループ(東京証券取引所、大阪取引所などから構成されるグループ)にて説明された信用取引のページについて確認しておきましょう。

通常の株式の売買は、買方は買付代金の全額を、売方は売付株式を用意して行います。しかし、「この株はこれから値上がりしそうだが、手持ちの資金がない」という場合や「この株はこれから値下がりしそうだが、手元に株がない」という場合に、証券会社が顧客に買付資金や売付株式を貸し付けることにより行う取引のことを信用取引といいます。

信用取引制度の目的は、投資者の便宜を図るとともに、仮需給の導入(手元に株がない人や買付資金がない人に株・資金を貸し付け、市場参加に結び付けること)によって流動性を高め、株価が高すぎる時や安すぎる時に、さらなる供給や需要が市場に入ることによって適正な価格形成を確保することにあります。

信用取引は証券会社から買付資金や売付株式を貸し付けますが、同時に貸付利率も追加されますので、売買手数料以外にも金利が付きますね。

以前バルサラの破産確率表で説明しましたが、資産をかければかけるほど破産に近付く(=投機に近付く)ことになります。

複利のチカラを理解して、着実に増やすよう心掛けましょう!

二階建て(現物+信用)をして一攫千金を夢見るタイプは必ず足元を掬われるので気を付けてくださいね!

理解していないものに資金を投入していないか

皆さんは投資をする際に十分に理解したものに資金を投入しているでしょうか?

特に最近ではTwitterでの有名投資家が買ったから~などと言って大して調べもせずに買う人が後を絶ちません。

Twitterで盛り上がっている銘柄(取引する株式の名称)は、その人が安値で買って仕込んだ後に素人に高値で買わせる手法なので、大抵の人は損します。

投資は自己責任とよく言われます。

どれに投資していいか分からないうちは、ETFを購入するようにして、まずは市場に慣れましょう。そこから自分で考える ようになるのでもOKかと思います。

一極集中投資していないか(夢を見ていないか)

いわゆる「億り人」と呼ばれる、資産が億を超える人になることに憧れますよね。

分散投資をしていると資産が増えない、なんてよく言われています。

資産を爆発的に増やすには、一極集中投資だと言われますが、よく考えてみてください。

一極集中投資は信用取引と同様に資金は増えやすいですが、その分減る確率も大きいです。

資産という石を積み上げて到達したこともないところまで登りたいのであれば、まずは土台をしっかりさせることから始めましょう。

  • まずは市場に慣れる
  • 銘柄選定に慣れる
  • 自分自身の投資法を確立する
  • ETFなどの分散投資されている商品から始めてゆっくりと含み益を確保する
  • 含み益がある心理的に有利な状況から集中投資をスタートさせる

といったことが必要です。

集中投資は、心理的に有利な状況でないと、

  • すぐに損切できない
  • 含み益が出たらすぐに売ってしまう
  • いい銘柄に出会ったから早く買わないとと焦ってしまい、高値で掴んでしまう

など、多くの弊害が出てしまいます。まずはゆっくりと資産を育てるようくれぐれも心掛けましょう。

ポートフォーリオの中に常に含み益がある銘柄があるとかなり気が楽ですよ!

最後に

投機はすごく刺激的なものです。自分の月給よりも多い額が数日で手に入ることもあり、とーってもドキドキすることもあります。

そうやって一度上げられた後、みるみる資金がなくなっていくんですよね。

そういった経験は一度はするのがいいかもしれません。

最後もまた、ジョージソロスの名言で締めくくりましょう。

まずは生き残れ!儲けるのはそれからだ

Survive first and make money afterwards

くれぐれも資金管理はちゃんと行い、退場しないように気を付けてくださいね!

投資を行うみなさんに幸あれ!それでは!!

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